双極性障害を乗り越える力を得るために知っておきたい7つのこと

双極性障害を乗り越えるために知りたいこと

勘違いされやすい疾病

友達に相談する女性

双極性障害という疾病は、よくうつ病と誤診されたり、誤解されたりすることがあります。なぜならば、気分が逸脱して高ぶる躁状態の存在が明確な特徴として存在するにもかかわらず、本人がその状態に気づいていることが少ないからです。
そして、平常時の寛解期を経て気分が上がるはずの場面で上がらなくなる鬱状態に入って初めて、本人が問題を意識して医師の診断を受けるケースが多いです。そのことが、うつ病と双極性障害の混同をさらに招く要因になっているといわれています。
実際に、うつ病だと診断されていたものの実際には双極性障害であったケースは、うつ病患者全体の10%を占めるという調査結果も出ています。
それを考えると、うつ病かもしれないと思って診察を受けるときには、双極性障害の可能性も視野にいれることが重要です。

周囲の人間も見落としがちな躁状態が存在していなかったかどうか、本人が判断できないからこそ周囲の人間が気付くことが大切です。
本人は調子がいいだけだと思っている場合で前向きに捉えているケースであっても、それが実際には躁状態であったケースはよく有ります。
異常に気分が高揚している、あまりにも食事や睡眠を取らないまま活動している、今までは現れなかった短気な性格が突然現れるようになって攻撃的になる、散財をするようになる。
こういった症状が見られたことが少しでもあるならば、うつ病ではなく双極性障害も踏まえた治療を検討してもらうことが重要です。鬱状態にあるときには躁状態の自分を思い出せないことも少なくないため、可能な限り身近な関係者に自分の行動をヒアリングしてから診察に臨むことが大切です。